かむいえかうちかうしやま日高山脈主崚線上の最高峰、円形劇場の如く荘厳な美しさを誇る八の沢カール(圏谷)、長大な急斜面と切立つ尾根の“熊も転げ落ちるところ”、日高の山を余すところなく見せる山岳地形
【2007.08.24(金)→函館(4:10)→苫小牧(9:00:)→日高(10:05)→日勝峠(11:00)→中札内(12:45)→山岳センター(12:50)→ゲート駐車(13:31)→七の沢(15:20-40)→八の沢出合テン場Co697mN4238413E14248140(17:30)】
【08.25(土)→テン場Co697m(4:40)→Co850m(5:45-55)→Co900m二股(6:08-25)→Co1050m三股(6:52-56)→Co1250m(7:34)→Co1520m八の沢カール着遭難碑(8:40-9:10)→Co1750m尾根(9:53)→カムエク山頂着(10:50-11:30)→Co1750m尾根(12:08-12:14)→カール底(12:45-13:000)→三股(14:40)→二股(15:05)→テン場(46:33)】
【08.26(日)→テン場(5:40)→七の沢出合(7:26-43)→ゲート駐車場(9:20)→函館へ】
【三角点:点名 札内岳 等級 一等三角点 地形図 浦河-札内川上流WGS84緯度 42°37′30.402経度
142°45′59.0602標高 1979.40 m 12系(X) -152603.94 m(Y) 42359.117
m 正常 20040729所在地静内郡新ひだか町北海道帯広市(167林班ハ小班●点の記図所有者日高南部森林管理署選点M33.7.31観測H16.8.12国定公園特別保護区道道から11時間約7KM(札内.川ヒュッテ西に11KM地点から沢遡行Y00043S:J1UpXp】
.........................................................................................................
【カムイエクウチカウシ山:】山名の語源“熊も転げ落ちる山(アイヌ語)”は、一等三角点が設置されていて点名が「札内岳」だ。一方、札内川を挟んで北に山名が“札内岳”1895.5m、設置された三等三角点名が「札内岳」がある。日高側が新冠川とシュンベツ川の分水嶺で十勝側は戸蔦別川と札内川の分水嶺になっているイドンナップ岳1752m~ナメワッカ岳1799.1mエサオマントッタベツ1869m~札内岳1895.5m~十勝幌尻岳1846.0mの連山が東西に並び、カムエクから指呼の間に確かめられた。
.........................................................................................................
【コースの地質:】日高層群の古代三紀初頭の砂~泥岩(一部赤点打点したホルンフェルス化)の切り土を眺めながら、車止めのコイックシュナイサツナイ川出合から七の沢まで砂利道を歩く。七の沢出合から、札内川へ入渓してゴーロ地帯を日高変成岩類や日高深成岩類の転石を踏んで八の沢出合へ至る。八の沢は、西南西方向へほぼ一直線に伸びて八の沢カールに至る。地質は八の沢出合から:花崗岩ミグマタイト→:片状黒雲母ホルンフェルス→:黒雲母ミグマタイトの山頂へ至る。【↓八の沢の川原の転石】
.........................................................................................................
田中康子さん(1年生)
康子さんの母の記
康子さんの自画像
..................................................................................................
七の沢への中ほどでヒグマがこちらをうかがうようすか?
こちらをうかがうヒグマ(?)の場所を超えて七の沢へ
札内川と七の沢の分岐:右の本流へ向かって七の沢を渡渉した
八の沢のゴーロを歩き続けた後に、雪渓が見えた。
八の沢の雪渓を乗り越えて上流へ
ここを超えるとルートを慎重に確かめながらブッシュの中を進む
八の沢カールで大休止(大伽藍に見えるカール)
ヒダカアザミ
ピラミット
山稜から八の沢を鳥瞰
日高山稜を頂へ(ハイマツと岩稜)