2010年10月23日土曜日

写万部山(樹木)

2010.10.23(土)
今秋最後の秋日和<来週火・水曜日は吹雪で荒れる西高東低の冬型到来という>。久しぶり(前回のホロホロ・徳瞬別縦走から11年目のAnと)の遠出の山。謀殺された野暮用から解放されてひとまず写万部山へ。
・・道順に記録された樹木の様子:⇒登山口11:15'140mミズナラ・マカバ・セン・バッコ・ミズキ・ベニイタヤ・ダケカバ・ナナカマド・サビタ・ホオ・コクワ・イヌガヤ・シナ⇒1合目11:30'150mトト林・ヤマハン・クワ・ツタウルシ・スギ・シラカバ⇒2合目11:36'170mダケカバークマイザサ群D12H10N2000ヤマハン・ツルアジサイ・マカバ・ミヤママタタビ⇒3合目11:47'225mダケークマイ群ホオ・サビタ・植林トド混じるここより緩斜面から幅広い尾根⇒4合目12:00'280mダケークマイ群H6D8N800・ホオ・ミズナラ・ナナカマド⇒5合目12:15'ー25'380mダケークマイ群D7H7N1500下20度上27度ササ生地120cm密ダケ・コマユミ・サビタ⇒6合目12:33'400m直角右折クマイ低木林・非対象尾根・左ダケ4m右クマイ雪崩斜面・ハナヒリ・ミヤママタタビ・エゾイチゴ・クワ・イヌガヤ⇒7合目12:40'430m左ダケ4m右クマイ1mエゾイチゴ・クロツリバナ・イヌガヤ・ムシカリ・ハナヒリ・コマユミ・バッコ⇒8合目12:46'450mクマイ60cmトド植80cm・キハダ・ミヤママタタビ・ツタウルシ・サビタ⇒9合目485m12:50'クマイ群110cm左ダケ3m右クマイ・ナナカマドエゾイチゴ・サビタ・イヌガヤヒメゴヨウイチゴ・ハナヒリ・ツタウルシ・ミヤママタタビ⇒頂上12:56'499.1mダケークマイザサ群H8D8トド植・ダケ・エゾイチゴ・コクワ・。
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⇒登山口11:15'140mミズナラ・マカバ・セン・バッコ・ミズキ・ベニイタヤ・ダケカバ・ナナカマド・サビタ・ホオ・コクワ・イヌガヤ・シ⇒1合目11:30'150mトト林・ヤマハン・クワ・ツタウルシ・スギ・シラカバ


⇒2合目11:36'170mダケカバークマイザサ群D12H10N2000ヤマハン・ツルアジサイ・マカバ・ミヤママタタビ

⇒3合目11:47'225mダケークマイ群ホオ・サビタ・植林トド混じるここより緩斜面から幅広い尾根

3合目を過ぎると込み合ったダケカンバ二次林

同上二次林の様子


⇒4合目12:00'280mダケークマイ群H6D8N800・ホオ・ミズナラ・ナナカマド

⇒5合目12:15'ー25'380mダケークマイ群D7H7N1500下20度上27度ササ生地120cm密ダケ・コマユミ・サビタ

⇒6合目12:33'400m直角右折クマイ低木林・非対象尾根・左ダケ4m右クマイ雪崩斜面・ハナヒリ・ミヤママタタビ・エゾイチゴ・クワ・イヌガヤ

⇒7合目12:40'430m左ダケ4m右クマイ1mエゾイチゴ・クロツリバナ・イヌガヤ・ムシカリ・ハナヒリ・コマユミ・バッコ

⇒8合目12:46'450mクマイ60cmトド植80cm・キハダ・ミヤママタタビ・ツタウルシ・サビタ

⇒9合目485m12:50'クマイ群110cm左ダケ3m右クマイ・ナナカマドエゾイチゴ・サビタ・イヌガヤヒメゴヨウイチゴ・ハナヒリ・ツタウルシ・ミヤママタタビ

⇒頂上12:56'499.1mダケークマイザサ群H8D8トド植・ダケ・エゾイチゴ・コクワ・。

天測点(地理調査所と番号が見える)

一等三角点:右上に円筒状の穴が開けられ何かを埋めて塩ビのようなもので蓋をしている。

頂上の森林の様子:トドマツは植林されたもので、途中ササやぶの中にトドマツが散見された。現在ササ生地が広大に広がっているがトドマツの植林地に林種を返還させようとしたと思われる。どのような障害があったのか?

南東面に見られるガリー:登山路の南面は一面のササ生地であるが、植生遷移の立場からみるとササ低木林から森林の方向へ力が働いている。限りなく時間はかかるが何れ森林なのだが、遷移の力と退行遷移の力とせめぎ合っている場所であろう。退行遷移の力は、強風、雪の移動、濃密なササが樹木の更新を阻害、そして土壌表層の定期的な移動・剥離・侵食(erosion;)であろうか。