2011年1月1日土曜日

元旦(2011)

2011.1.1㈯
An.Mo.Ka.Naと5時35分発で函館山に出かけた。Naは、中学に進学する希望や不安に心が揺れているように見える。近ごろの日々の様子には、年相応に振る舞おうとする姿と緊張があるようだ。時には無言で何かを見つめている姿もある。”中学生に相応しい心構えとは何か”を問うているようにも見える。私らが元旦を函館山で迎える慣例を知っていたからだが、「僕は函館山に登って初日の出を拝む」と自ら提案してきた。何を心に思うのであろうか・・・。
せっかくならば、いい初日の出に出会えればいいと願っていた。Ka宅前では金星を抱いた三日月が凛とした元旦の空に煌めき美しく輝いていた。初日の出への期待がおおいに膨らんできた。
6時55分に函館山頂に着いたが汐首岬方面の地平線に雲があった。日の出は10分くらい遅れた。水平線にたなびく雲間から、思い出を綴ることが十分できた初日の出だった。Naも何かを得て満足した元旦であったろう。ジッと太陽を見つめていた。ソレゾレが太陽に思いを深めた後、西の空を振り返ると、大千軒岳~七ツ岳連山は朝陽を受けて、神々しく輝く雪の峰々を見せていた。久しぶりの元旦の風景だった。(地平の海から太陽が上がれば、上磯の山々も黄金色に輝き・・・出来るならばこの風景をNaに見せることができたならば、さらに大きな自然への畏怖を ...心に深い感銘を ...得ることができたのではあるまいか・・・)

函館山からの日の出・日の入り<国立天文台 > 暦計算室 > こよみの計算 

GoogleMaps緯度:41.7589°経度:140.7049°標高333.0 m 

年月日方位[°]南中高度[°]入り方位[°]
2011/01/017:00120.111:40:2525.216:21239.9





AM06時09分<9日に金星が西方最大離隔となり、観望のチャンス!
明るさ-4等台。夜明け前の東の空に大変目立って見える。>
9日は水星も西方最大離角

AM07時13分

AM07時23分

AM07時28分

AM07時32分
【髙橋凪人進学を記念する初日の出】