2012年3月3日土曜日

中二股無名峰(818.2)

・ Sakag氏と同行。Sho氏の情報を手にして、念願の中二股無名峰818.2に登頂できました。
・ 登降ルート:中二股川の大野ダム⇒林道終点⇒標高点・741に至る尾根に取り付き⇒鞍部を縫って頂へ。
・ <ルート図>
・ 登攀時間:往路2時間40分、復路1時間30分<KH法5.256/4.0+617/300=3.37>


↓   大野ダムサイトから中二股川の源流に位置して鎮座して立つ中二股無名峰。ダム湖は積雪下に静まり返っていた。クネクネと林道を歩くよりダム湖に下りて直進したくなる気分を抑えて、しっかり林道をたどった。しかし目は、帰路にはダム湖を下る楽なコースが選択できないかと、短縮ルートを探していた。

↓  林道終点から右の段丘状の取り付き尾根に上がってから、左前方に無名峰を仰ぐ。

↓  間もなく頂上への雪堤を行くsakag氏。ラッセルに苦労することなく頂に立てた。

↓  美しい頂だった。地形図からも分かるように、林道から頂までのルートが、全体が幅広い緩やかな尾根になっていて、初心者向けのアルペン大滑降にふさわしいとコース思われた。急斜面がないから上級者向きには物足りないかもしれないが・・・。二人組(ベテランと初心者)の滑走をおおいに期待して頂に立っていました。強い日射と冷えた風とで帰路は「薄皮最中雪」になっていた。林道に下りるまでカラカラとスキーが音を立てる始末で、千載一遇のチャンス到来の目論見が外れた。

↓  海峡~函館市街~大野新道~大野川と迫ってきて、白く輝く中二股無名峰の頂に立つ。人々が息づく函館の最奥部の白き頂に立って俯瞰する我が居る。函館から見える山は?・・・これまで、登頂して初めて分かった山が幾つかある。中二股無名峰も函館から遠望して同定できる山に加えることができるであろうと思った。

↓  日本海側の焼木尻山が見えた。
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