2010年5月4日火曜日

外暈

2010年5月4日(火)
1 畑仕事の最中に「あれ!虹が水平に・・・?」 何だこの気象現象は・・・。時刻は、昼飯に上がろうとした11時59分だった。


2 やっぱり水平!   ウオッ!水平虹か....!




3   違ったか!「天頂に日暈(かさ)が!」。「水平と見たのは、外暈(がいうん)だったか!水平虹でなくて残念!」。<外暈は太陽を中心とした半径(視半径)約46度の円として見えるそうだ。


4 何とも、まったくの正円だった!<内暈は太陽を中心とした半径(視半径)約22度の円として見えるそうだ。


太陽 赤経02h43m50.2s赤緯+15゚51'47"(J2000) 赤経02h41m04.2s赤緯+15゚39'07"(B1950)
赤経02h44m24.2s赤緯+15゚54'24"(視位置) 
黄経43゚33'27"黄緯-00゚00'04" 
銀経158゚38'47"銀緯-39゚04'54" 
方位13.658゚ 高度63.607゚ 
出04:29 南中11:34 没18:40 
地心距離1.00819 AU 
 氷晶のそれぞれの面は60度、90度、120度のいずれかの角を成しているため、氷晶は頂角60度、90度、120度のいずれかのプリズムとしてはたらく。
6 光線が六角柱状の氷晶のある側面から入射し、1つ側面を挟んだ別の側面から出る場合、この2つの面は60度の角を成しているため、氷晶は頂角60度のプリズムとしてはたらく。このとき氷晶の向きがランダムになっていると、屈折された太陽からの光が、太陽を中心とした半径(視半径)約22度の円として見える。実際には、半径22度の円の外側にも明るい部分が見え、外側に行くほど暗くなる。これを内暈(ないうん、うちがさ)または22°ハロという。
7 光線が六角柱状の氷晶の底面から入射し側面から出る場合、あるいは側面から入射し底面から出る場合には、この2つの面は90度の角を成しているため、氷晶は頂角90度のプリズムとしてはたらく。このとき氷晶の向きがランダムになっていると、屈折された太陽からの光が、太陽を中心とした半径(視半径)約46度の円として見える。これを外暈(がいうん、そとがさ)または46°ハロという。
8 光線が六角柱状の氷晶のある側面から入射し、隣りの側面から出ようとする場合、氷晶は頂角120度のプリズムとしてはたらく。しかし、この時は出ようとした光線は全反射されてしまうために、この頂角に対応する暈は存在しない。
9 観測される暈はほとんどが内暈であり、外暈が観測されることはかなり稀である。また雲を形成する氷晶の形が特殊な場合には、これ以外の位置に暈が現れることもある。出典: 『ウィキペディア』
10  - 彩雲 - 光冠 - 光輪 -  - 幻日 - 幻日環 - 環天頂アーク - 環水平アーク - 外接ハロ - 太陽柱 - 朝焼け・夕焼け - 薄明光線 - 蜃気楼(大気光学現象



内暈の際に六角柱の氷晶を通る太陽光の模式図。六角柱の向きは氷晶によりばらばら。

外暈の際に六角柱の氷晶を通る太陽光の模式図。六角柱の向きは氷晶によりばらばら。